2022/12/11 シェ・ワゾー会員イベント・momo farm訪問

今年も残すところ2週間を切りました。早いものです。
先日、楽しいイベントをしたので、今回はその記録です。

シェ・ワゾーメンバーの知り合いというご縁で、シロハラインコのブリーダーさんであり、共同育雛という育て方を実践していらっしゃるmomo farmの桃ちゃん宅を訪問するイベントを開催しました。

ご自宅訪問で車必須のイベントということもあり、今回の参加メンバーはシェ・ワゾーの会員限定の企画です。
総勢13人でワイワイ楽しく過ごした1日でした。

 

 

桃ちゃん宅ではたくさんの動物たちと暮らしていらして、もちろん鳥さんもめっちゃいます!
いろんな鳥さんたちに囲まれた、鳥好きなら一度は憧れるステキ暮らしをされています。
そんな桃ちゃん宅で、美味しいものを食べ、お買い物をし、動物と触れ合い、というテーマパークのような楽しみ方をしながら、共同育雛の講演もお聞きしました。

 

子どものころから動物が好きで、犬になりたくて日常会話を犬語にしたという愉快な話から始まった桃ちゃんの講演は、鳥の育ちや健康を第一に考える真摯なものでした。
雛が親兄弟から学ぶ経験や、自然に近い子育てを尊重しつつ、人間との関係性も育むという、根気のいる取り組みです。

まさしく共同育雛で育児中のシロハラインコのインコ一家からは、力強さを。
ペローシスで他の鳥さんと一緒に暮らすのが難しい子には目の届く位置に療養スペースを作って見守る姿からは、その命を全うするまで家族として向き合う優しさを。
それぞれ感じました。

 

講演のあとは、オカメインコ、タイハクオウム、ヨウムたちもケージから出てきて放鳥タイム。
みんなカキカキしたり、話しかけたり、ただ見つめたり、楽しい楽しい時間でした。


当日の様子は、ブログにも載せています
ので、よろしければご覧ください。(*^^*)

 

シェ・ワゾーの2022年の活動は、2月に開催したオンラインことり会以外は会員向けの内部イベントがメインとなり活動報告が少なめとなってしまいましたが、楽しく鳥好きさんを繋げる企画をまた考えていきたいと思っています。

迷子鳥が奇跡的におうちに帰れた事例のご紹介

季節は春から初夏へと移りつつあり、窓を開ける機会も多くなりました。この時期にぐんと増えるのが迷子鳥(ロスト)です。

先日シェ・ワゾーのホームページ宛にメールが1通届きました。

差出人のKさんより「愛鳥を迷子にさせてしまったけれど幸いなことに翌日無事に保護され、また一緒に暮らすことができています。誤って愛鳥を放してしまい心を痛めておられる方々のために何かご協力させていただけたらと思います」との有難いお申し出がありました。

迷子になってしまった愛鳥が無事に戻ってきた事例は限りなく少なく、しかも当事者の方から直接お話を伺う機会は初めてでしたので状況などを詳しく聞かせていただくことにしました。

こちらで問いを作成しそれにお答えいただきました。Q&A形式で下記に掲載いたします。

他にもKさんは今回の一連の出来事を記憶が鮮明なうちに書き留めようと、個人ブログにもお気持ちを綴られています。ご本人のご了承を得ておりますのでそちらのブログもご紹介させていただきます。

THE DREAM DEN 〜夢の巣〜

ヨウムのとんぴー1 ~はじめに~

※こちらのブログは更新中です。〜はじめに〜からお読みいただくのがおすすめです!

それではKさんがお答えくださったQ&Aをご覧ください。原文ままでご紹介しております。(こちらでは迷子になった状況を「ロスト」と表現しています)

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【ロストに関するQ&A】

Q1.ロストした鳥種・年齢・性格

A 鳥種:ヨウム  年齢:6歳

性格:かなり警戒心が強い、家族以外とほとんど接したことがない、男性の方が好き

Q2.ロスト期間(時間)

A 約23時間

Q3.ロストした際の状況

A 室内放鳥中に子供が開放してしまった玄関から外に飛んで出た

Q4.ロスト後に取った行動(捜索・遺失物届け出・ネット検索・チラシ作成など)

A  警察への遺失届(電話受理)

ご近所へも声掛けし数人で徒歩捜索・自動車での捜索

SNSでの拡散→主にFacebookを活用(年齢層高めにターゲットを絞った)

ネットの迷子鳥掲示板への書き込み

チラシ作成及び店舗等への掲示依頼

新聞掲載(準備のみ)

Q5.捜索にかけた人数、目撃情報など手がかりはありましたか

A   ご近所への声掛け(2世帯)、 捜索は主に2名

目撃情報なし(飛んだ方角は子供より聴取)

Q6.発見の第一報はどこから、何日後(何時間後)でしたか

A  23時間後に保護してくださった方がおられる旨、警察から連絡がありました。

Q7.どのように保護されましたか

A ロスト地点から約1Km離れた民家に負傷して身を潜めているところを保護して頂きました。差し出された手に乗っています。普段は警戒心が強いのですが負傷していたことも要因の一つと思われます。

Q8.再会した時の状況

A  時間が然程経過していなかったことから飼い主を見るや肩に乗ってきました。

Q9.ロスト場所から保護された場所までの飛行距離はどれくらいですか

A  直線距離で約1km(途中で野鳥に襲われて墜落したと思われます)

Q10.最初に飛んで行った方角でしたか、風向きや風速などは関係していますか

A  飛んで行った方角です。当日は約8.0m/秒の強風(後にウインディで確認)でした。 風向きや風速はとても重要な手掛かりになると思います。

※野鳥のように営巣していれば帰巣本能に従って風向き等に逆らい飛行することも考えられますが、屋内飼育のコンパニオンバードは安住地点が無いので「流されるがまま」の状態になると思料されます(野鳥保護の会会員の方からの話)

Q11.帰宅後の愛鳥の状態、どのようなケアをしましたか

A まずは動物病院での診察を優先しました。外傷が確認できたことから感染症を防止することが大切だと考えました。治療後はスキンシップを多めに、エサは日ごろ与えていたものに戻しています。現在も飛べない状態でストレスはあると思います。接する時間をなるべく増やして安心感を得てもらえたらと思っています。

Q12.今後ロストしないための対策、心がけていること

A 飼育環境下では「ありえない」状況が重なることも考えられます。室内放鳥時には確実に戸締り確認を行うこと、目を離さないことを心掛けるようにしています。我が家では行っていませんがクリッピングも万が一に備えるという点では有効な方法だと思います。

Q13.ロストしてしまった場合、どのような行動を取ると良いと思いますか、もっとこうすれば良かったということはありますか

A 今回、比較的冷静に行動は出来ていたように振り返ります。ロスト時に一番重要なのは「早期発見・捕獲保護」で元の飼育環境に戻してあげることだと思います。ロストの一報から私の中では「24時間」がタイムリミットと考えていました。飼育環境下では「原状回復を十分に望める時間」は24時間、この限られた時間でどこまで出来るのかが鍵になると思います。

捜索の人数は多いに越したことはありません。初動の段階で発見に繋がれば生存率は劇的に向上します。ロスト初日の夕方、家内の声掛けにより私が帰宅するまでに周囲の検索はご近所のご家族も手伝ってくださりほぼ終わっていました。『どっちの方向に飛んでいった』だけでもかなり助かります。

Q14.最後に愛鳥とともに暮らす飼い主さんへお伝えしたいことをお聞かせください

A  いくら気を付けていてもロストするに至る原因はあると思います。日常、当たり前に飼育しているとコンパニオンバードの存在は「当たり前」になってきます。その「当たり前」にどれだけ日ごろ癒されていたのかをロストによって痛感しています。

幸運が重なり再び一緒に暮らすことが出来ていますが、コンパニオンバードと過ごす1日1日を大切にすべきです。どんなペットにも通ずることですがペットも家族の一員です。飼育環境下で育った生き物は野生の生物や人間の社会とはかけ離れた生活をしています。

考えたくありませんが、同じような境遇に陥ってしまわれた方々がおられるとすれば、出来る限りのことはすべて行いましょう。可及的速やかに、無駄なく。そして、再会できたら素早い治療とケアを十分に行っていただきたいと思います。

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Kさんにはお伺いしたいことがありすぎて、たくさん質問したにもかかわらず全面的にご協力くださり本当に有難うございました!

実際にお話を聞いてみて初動の大切さや風向き・風速などとても参考になりましたし、無事に帰ってきてもその後のケアがとても大切なんだということがよくわかりました。

現在愛鳥のヨウムさんはケガの状態は日ごとに良くなってきており、心のケアにもご家族で当たられているので完全回復される日も近いことと思われます^^

Kさんとのやり取りでは、「迷子鳥を探されている方の少しでもお役に立てたら」、「希望を捨てず気持ちを切らさない、諦めないことをお伝えしたい」という言葉やお気持ちがすごく伝わってきました。とても貴重なお話を聞かせていただき心より感謝いたします。

こちらのQ&Aについてはシェ・ワゾーのホームページの迷子鳥関係のページにも掲載させていただく予定です。Kさんのブログについても同様にリンクを貼らせていただきます。(準備が整い次第となります)

愛鳥と過ごせる1日1日に感謝して、今一度気を引き締め直したいと思いました(^^)

とりのいえ迷子注意ステッカー

 

2022/4/23 シェ・ワゾー会議・総会 in 西宮

本日はマスク+ソーシャルディスタンスに気を付けながらの総会とミーティングでした。今回は直接参加が難しいメンバーも数人いたので、オンライン参加ありの試行錯誤しつつの開催でした!

お家から参加のオンラインメンバーの鳥ちゃんの姿もチラチラ見える中、雑談にも加わってもらい、直接会ってる感があって楽しかったです。

議題としては、このホワイトボードに書いてあることのほかにも、ホームページやSNSにいただいたお問合せ・ご連絡、以前に開催したおもちゃづくりみたいな直接会えるゆるめのイベントやオンラインことり会も開催していこうということ、ブログ新メンバーのこと、関東メンバーの報告、せっかく新規で会員になってくれたのにこのコロナ禍で会えていないことの改善・会員間交流を充実させていこう! などなど。

時間があっという間な盛り沢山なミーティングでした。ホームページやSNSでもちょっとずつ発信していきたいと思います。
サイトのほうはなかなか更新できていませんが、今年はなんとか頑張ります!

またお知らせしますね!

12/25シェ・ワゾー会議 in 西宮

2022年寅年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年のクリスマスに会議を開催し、主に前回の会議以降にあったことの報告をしました。

・10月の保護犬猫うさぎの譲渡会参加について

・10月に開催したオンラインことり会について

・11月のセキセイインコ2羽引取り活動について

上記についてはホームページやブログにも投稿していますが、詳細について報告&確認しました。

オンラインことり会は今後も不定期開催します! 2月に開催できるよう調整中ですので、決まり次第お知らせします^^ ご参加お待ちしています♪

セキセイインコ2羽の引取りについては私たちもいつ何があるかわからないので、万一の時に愛鳥をどうするのか、ちゃんと決めているかなど改めて考えるきっかけとなりました。

シェ・ワゾーでは会員同士の預かりあい「カジェット制度」があり旅行などで利用されています。同じ鳥好きの方に預けるのでとても安心感があります。

これをもう少し深く掘り下げて、例えば「自分に万一の事があった場合こうしてほしい」「ここに連絡とってほしい」と希望があれば聞いておくなど、さらに進化/深化させることができるのではと今後検討を重ねることにしました。

 

ここ2年のコロナ禍でオンラインツールが盛んになり、貴重なセミナーなども自宅で受講できるようになったことは数少ない良かったことですね。

でも対面でワイワイとお話しできる喜びも忘れることはできません…今後の状況にもよりますが対面式のことり会やワークショップなど楽しいイベントも開催していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

セキセイインコ2羽の引取り→里親さんにお渡しするまでのお話

こんにちは、季節はすっかり冬へと変わり今年もあと少しとなりました。

さて先日シェ・ワゾー鳥のいえのホームページ宛に1通のご相談メールが届きました。

一人暮らしをされていたご親族が飼っていた2羽のセキセイインコを残して急逝された。唯一の身内である自分は猫を飼っているため引き取れない。他にもいろいろとあたったが引取り先が見つからず、電車とバスを乗り継いで週2回お世話をしに通っている。体力的・精神的にもしんどく途方に暮れている…との内容でした。

シェ・ワゾーは鳥飼いさん同士のコミュニケーション作りをメインの活動としており、保護施設もないためレスキューや保護案件はTSUBASAさんと連絡を取らせていただいています。

ですが今回は切実な内容のメールから、少しでもお力になれないかと保護先をあたってみたところ…なんとシェ・ワゾー会員およびその鳥友さんから数件の保護OKのご連絡がありました!

最初は「セキセイインコ2羽」という情報しかなく、年齢や性別・病気の有無もわからない中、保護の手を差し伸べてくださった皆さんの鳥愛には本当に涙が出る思いでした。

一方でご相談者さんには、引取る前に2羽を健康診断に連れていってもらえるか、(遠方のため)引取りに伺う際の交通費を負担していただけるかを確認しました。

先方からは受診料は負担するので代わりに健康診断に連れて行ってもらえないか、交通費負担はもちろん負担しますとのお返事がありました。

それからはお電話で直接やりとりし、ご相談メールが届いてから5日後には引取りに伺うというスピーディーな対応ができました。

ご相談者さんも動物好きの優しい方で、なんとか鳥たちの命が繋がり幸せになれるようにとネット検索する中でTSUBASAさんのことを知り埼玉まで連れていく覚悟だったこと、その関連で近くで鳥を診れる病院を検索していたらシェ・ワゾーの名前が出てきたこと、藁にも縋る思いでメールさせてもらったとお話してくださいました。

 

こうして無事に引き取らせていただき、その足で保護先の方へお渡しすることができました。健診へは新しい環境に慣れた頃に連れていく予定です。

今回うまくいった要因は、保護先がすぐに見つかったこと、先住鳥がいなかったので事前に健診を受けなくても問題なかったこと、そのまま2羽の里親になると言ってもらえたこと、ご相談者さんからは引取りにかかる必要な経費を全額負担していただけたこと、たまたま一番早いタイミングでメンバーや車の調整ができたことだと思います。どれが欠けてもなしえなかったことでしょう。

そしてご相談者さんからは必要経費以外にご寄付もいただきました。必要経費をいただければ十分なのでと辞退申し上げたんですが、こうして2羽を鳥好きの方に安心して任せることができとても感謝している、(亡くなった)親族も喜んでいることだろうから…とおっしゃってくださり、そのお気持ちと共に有難く頂戴することにしました。今後の活動のために有意義な使い方を検討していきます。

今回のケースでは「所有権放棄」に関する書類を行政書士さんに依頼したり、関西圏と言えど遠くまで引き取りに行ったりと初めてのことばかりでとても勉強になりました。

引取りに行った際のお話や里親さん宅での2羽の様子などは、またブログに投稿しますのでそちらもぜひご覧くださいね(^^♪