ことり信託

ことり信託って何?

飼い鳥の飼育が困難になってしまったら。
私たちの大切な家族である飼い鳥は、とても長寿な生き物です。中型鳥でも20年・30年、大型鳥になると50年以上生きる種類の飼い鳥もたくさんいます。

もしも自分の身に何かあった時、飼い鳥のお世話は誰かがしてくれるでしょうか?
引き受けてくれた人は期待したお世話をしてくれるでしょうか?
もしもお願いできる人がいなかったら・・・?

飼い鳥と暮らす私たち自身も、高齢であったり、単身であったり、家庭や仕事の事情があったりと、様々な不安があります。

【ことり信託】は、大事な飼い鳥が最期まで幸せに暮らしていくための仕組みです。

信託って?
「信託」とは自分の財産を一定の目的の範囲で使ってもらうために信頼できる他人に譲渡することです。
「資産運用の信託」は、銀行に自分のお金を託して増やすことです。
NPO法人シェ・ワゾー鳥のいえが紹介する【ことり信託】は、いわゆる「ペットを対象とした信託」なので、何らかの事情で一緒に暮らせなくなった飼い鳥を、信頼する相手に譲り渡して全責任を託すことを指します。
その際、飼育費を一緒に託すことで大事な飼い鳥が最後まで幸せに暮らせるように契約を交わすことになります。
契約により、金銭や物(ペットは法律上は「物」と扱われます)の所有権が一定条件の下で移転するので「信託」となります。

引き受け先と契約業務

私たちが飼い鳥の飼育ができなくなったとき、お世話を引き受けてくれるのは、家族や親戚や友人知人など様々なケースが考えられます。
口約束で気軽に頼むことができる信頼できる方がいて、なおかつ引き受けた側にお世話のできる環境があれば、いざという時の里親契約先として問題ないでしょう。
しかし、頼めるような家族や親戚がいなかったり、いたとしてもちゃんとお世話して貰えるかが不安だったり、長寿な生き物というのがネックになって、同世代の知人に頼むことも難しかったり、かといってインターネットなどで里親募集をして会ったこともない方に自分の鳥を託すのが不安であったり…。
鳥を大事に思うだけになおさら「いざという時に、この子(達)を安心して任せられる先を作っておきたい」と思う方もいるでしょう。
そういう時に「ことり信託」が役に立つかもしれません。

「ことり信託」では、「鳥を託したい人(委託者)」が、自分の代わりに飼い鳥を飼育してくれる「鳥を引き受ける人(受託者)」に事前に契約した内容に基づいてお世話をしてもらいます。それを「監督する人(信託監督人)」によって確実に実行しているかを定期的に確認していきます。
また、受託者が一定の金銭を委託者から預かり、指定された保護施設などに鳥を預け、預かった金銭の中から受託者が施設などに支払いをしていくというパターンもあります。
将来の選択肢の一つとしてことり信託をお考えの方は、ご相談ください。

※ことり信託についてのご相談はNPO法人シェ・ワゾー鳥のいえに在籍の行政書士が承ります。行政書士が提携する専門家を交えてご事情を伺いながら、鳥種や羽数・飼育方法などそれぞれのご希望に沿った契約内容をご提案し、契約書作成から締結までお手伝いしていきます。
※書類作成や契約締結に関しては委託業務となります。

環境が変わってしまっても愛鳥には心穏やかに過ごしてほしいというのが私たち飼い主の願いです。
それぞれの飼い主・飼い鳥に寄り添えるお手伝いしたいと私たちNPO法人シェ・ワゾー鳥のいえは考えています。